2011年6月Blog

6月15日 《ムジカーザで室内楽》
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昨日は代々木上原にあるムジカーザで室内楽の演奏会でした。去年も同じシリーズでシューベルトの八重奏曲をやりましたが、今年はメンデルスゾーンの八重奏曲。前半はモーツァルトでした。
本番になるとやっぱり緊張で体が硬くなります。リハでは結構いい感じだったモーツァルトも、なんとなく他人行儀な感じに。それでもg-mollが前やった時よりグッと近づくことができて、弾いていて幸せでした。
その前半でほぼすべての体力を使い果たしてしまったようで、後半は空回りの連続。こっちをがんばんなきゃいけないのに。あんなところで1拍喰ってしまったのは何でだろう。3楽章の難所はなんとか止まらずに行けましたが、速すぎた。今から18年前の大学4年でやった時はあまり疲れを感じなかったけど、さすがに体力が落ちてます。又いつかリベンジできる日を楽しみにしています。5日から始まった室内楽4連チャンシリーズもこれにて終了。かなり密度の濃い10日間でした。

MUSECEDE in MUSICASA
《モーツァルトとメンデルスゾーン 2人の天才》
2011
614日(火)ムジカーザ 19:00開演

林智之,冨沢由美,岡田紗弓,鈴木まどかVn. 
佐々木真史,臼木麻弥,Va. 西山健一,市寛也Vc.
モーツァルト:弦楽四重奏曲第7番 変ホ長調 K.160
モーツァルト:弦楽五重奏曲第4番 ト短調 K.516
メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 op.20


6月11日 《西多賀病院にて》
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土曜日は西多賀病院ロビーでのコンサート。朝方の雨も上がり、演奏会が始まる頃には抜けるような青空になっていました。
ここの病院も震災でダメージはあったものの、都市ガスでなくプロパンガス、上水道だけでなく井戸水を併用、重油による自家発電機もあったため、なんとか治療を続けることができたそうです。

ハイドン:「皇帝」より第2楽章
エルガー:愛のあいさつ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲より第2楽章
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番より第1楽章
サラサーテ:チゴイネルワイゼン
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲「アメリカ」
アンコール:ふるさと 他
この写真は吹き抜けの2階部分より撮りました。


◆6月10日 《仙台YAMAHAにて》
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この日は夕方4時半より、仙台の
YAMAHAさんでチャリティー公演に出演。ご覧の通り、通りに面したガラスをオープンにし、半野外のような感じで演奏しました。響きは結構良かった!ステージになっているところは石で囲まれていて、そこで反射した音がアーケード内でさらに適度な残響となって気持ちよく演奏できました。雨が近づいているせいで湿度が高く、風もかなりあって譜面がめくれるハプニングが数回ありましたが、洗濯ばさみをスタッフの方が急遽用意してくれ、なんとか乗り切りました。


ハイドン:「皇帝」より第2楽章
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番より第1楽章
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲より第2楽章
ドヴォルザーク:「アメリカ」より第1楽章
など。


◆6月9日 《彩弦楽四重奏団 第10回》
埼玉で活動している彩弦楽四重奏団の
10回目の演奏会が、6月9日上尾のレストラン「フレンチフレンチ」でありました。いつもはプラザノースの多目的ルームでやっている我々の演奏会ですが、チラシを作る段階で発表になっていた計画停電のお陰で、プラザノースは夜間の貸し出しを中止していました。いつまで続くかわからない計画停電(その時は)、でもチラシは作らなければいけない、でももし演奏会当日会場が使えなかったらといろいろ考えた結果、停電でもできる場所を探そうということになり、上尾の「フレンチフレンチ」にお願いして場所を提供して頂くことになりました。いざとなれば停電でも弾けるようにと、LED電球の譜面灯を用意し、お店側もロウソクで営業しますと言って下さいましたが結果は普通に、停電もなし。ま、それでも予定通りやりました。


★震災に負けるな、停電に負けるな演奏会
彩弦楽四重奏団 演奏会
2011
69日(火)フレンチフレンチ 18:45開演 フリードリンク、スナック付きのコンサート

中島ゆみ子、林智之Vn. 臼木麻弥,Va. 田澤俊一,Vc.
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 op.59-1
ハイドン:皇帝より第2楽章
ボロディン:ノクターン
シューベルト:アベ・マリア
エルガー:「威風堂々」第1番〜カルテット編曲版
(アンコール)ふるさと

後になって気が付いたのですが、皇帝はハイドンがオーストリアに国歌がないことを憂いて書いた曲、エルガーの威風堂々はイギリスの第2の国家と呼ばれてます。アンコールは日本の曲でふるさと。なんか弾いていてジーンと来てしまいました。がんばれ日本!

当日の収益とカンパを合わせ、少ないですが合計50000円を福島県災害復興対策本部に義援金として送りました。


6月5日 《鱒演奏会》
松戸打ち上げ

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5日は、松戸の個人のお宅のサロンで演奏会。ここ数年演奏させて頂いてます。一昨年がピアノトリオ、去年がピアノ四重奏で、今年はピアノ五重奏、シューベルトの「ます」がメインのプログラム。西山兄弟のチェロ、バスに、ピアニスト三宅麻美ちゃんとヴィオラ臼木の組み合わせ。
前半はモーツァルトのケーゲルシュタット・トリオ(Vn,Va,Pf)とロッシーニのデュオ(Vc,Cb)。後半は全員でというプログラムでした。
毎年この時期は梅雨に重なり、湿度との戦いになりますが、この日はどうにかお天気が持ち、快適でした。
打ち上げは、震災当日に開店したというお店で。打ち上げがメインではないかというぐらい、毎年盛り上がります。この日もたっぷり5時間は飲んだと思います。
帰り道はかなりの雨が降っていました。


◆6月2日 《LED電球》
節電対策で順々にLED電球にしているわが家。頻繁に使う廊下や洗面所から替えてみたが、40W相当とか60W相当の言葉を信用して付けてみても、実際はイマイチ明るさが足りず。LED電球って高いから一個3780円のと特価1980円とを比べると、ついつい安い方を買ってしまうが、うちに帰って付けてみると暗くて、やっぱり高い方を買っておけば良かったとなる。しかもこの電球は長寿命だから10年は切れないそうだし、切れるまで暗いまま我慢するか、新しく買い直すか安物買いの銭失いとはこのこと。

次に交換予定は、レッスン室にある可動式のスポットライト。普段はあまり使っていないが、電力量が10分の1になるのなら、さらうときはこちらをメインにしようかと考えている。確実に満足できる明るさと値段のバランス、電気屋で見本を見てもわからないし難しいです。

その効果かどうかは判らないが、5月の電力消費量は昨年同月と比べて約2割少なかったそうだ。