2015年5月blog

◆5月31日《N響萩公演》
大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台、萩市でN響公演。
会場は電飾風の照明が特徴的な萩市民館。
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ステージから見ると…

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おそらくLEDを使ってると思います。白熱球だと、相当な熱が発生するでしょうね。
プログラムはモーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」と41番「ジュピター」の間に、歌劇「フィガロの結婚」― 伯爵夫人のアリア「愛の神よ、照覧あれ」と歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」― フィオルディリージのアリア「岩のように動かず」の2曲を安藤赴美子さんが歌いました。お美しい。そしてメインは、「花燃ゆ」のテーマ。地元高校の合唱団とのコラボは良いですね。盛り上がりました。合唱団、とても美しい歌声でした。
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萩で戴いた、地元の食材を使った「嫁の皿」と「亀の手」の塩味のパスタ。「嫁の皿」はトコブシよりさらに小さい貝、初めて食べました。



◆5月23日《日だまりのウララ》
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日の当たる場所を探して日光浴してます。



◆5月21日《ギル・シャハムのメンデルスゾーン》
確か20数年前、ギル・シャハムがN響でメンデルスゾーンを弾いたのをラジオで聴いた記憶がある。当時の演奏をはっきりと覚えているわけではないが、豪快な音でがっちりとした演奏だったように思う。それから四半世紀ほど経っての同じ協奏曲、何がここまで彼を変えたのだろうか?すべてを超越した音楽だった。これぞメンデルスゾーン!という演奏ではないと思うが、彼がやるなら全てを捧げてもいい!と思わされる、不思議な説得力があった。 異次元というかあの世?に連れてかれて極上の体験を夢心地で味わったかのよう。第2楽章なんか確実にいってました、天国的な美しさ!そして第3楽章の中間部ではチェロが朗々とメロディを奏でる上で飛び跳ねるソロは天使のようでした。
相当数弾いてきたけど、こんなに感動したメンデルスゾーンは初めてでした。



◆5月6日《シベ2》
ゴールデンウィークは音楽家にとって関係ない。いや、ある。通勤時間帯の電車が空いているのは嬉しい。GW最終日の今日、サラステが約10年ぶりにN響に来てリハーサル開始。メインはシベリウスの2番。
素晴らしい曲だというのは充分わかっていたつもりだが、こんなに素晴らしい曲だったのか!
血が騒ぐ。いや、僕以上に一番血が騒いでいるのは指揮者だろう。
無駄の無い棒、派手ではない。でもなにか沸々と湧いてくる感じが伝わる。
これは本番、楽しみ。
セカンド弾くのもこの曲に関しては久しぶり。デュトワ以来か。おっと、4月からセカンドに戻りました。心機一転、頑張ります。